心の状態がいかなるものであるかが、幸せを感じるか不幸を感じるかのバロメーターです。
あなたの心の状態がそのまま、あなたの人生に影響を与えているのです。
だから、人生を幸せに導くためには心を正すことが重要です。
そして、心を正すことは生涯を通じて誰にでもできることです。
何歳からでも始められることです。
ジェームズ・アレンは語ります。
幸せとは精神的に調和のとれた状態であり、不幸せはその逆です。
間違った心の状態のあるところには束縛と不安があります。正しい心の状態のあるところには、自由と平和があります。
ジェームズ・アレンの言葉を参考にしつつ、心の状態とその影響について考えてみます。
心が自由と平和に満たされた状態は、精神的に調和の取れた状態で、幸せであるといえます。
一方、心が束縛と不安に満たされた状態は、精神的に調和がとれていない状態で、不幸であるといえます。
心を正すことで人は自由と平和を得て、精神的に調和のとれた状態、つまりが幸せを得ます。
心を間違った状態のまま放置すると、人は何らかの形で自由を奪われた束縛と不安の状態となり、つまりが不幸を味わいます。
間違った心の状態とは、たとえば、憎しみに満ちた心の状態です。憎しみに満たされているから、人は暴力をふるい、傷害をおかします。
間違った心の状態とは、たとえば、肉欲に満ちた心の状態です。肉欲に振り回されているから、人は恥と惨めさを味わいます。
間違った心の状態とは、たとえば、強欲な状態です。欲が強すぎていつも渇望感に苛まれているから、恐れと不安の虜になります。
間違った心の状態とは、たとえば、うぬぼれている状態です。うぬぼれているから、人は正しい自己認識ができずに失望したり、屈辱を味わったりします。
一方で、正しい心の状態とは、たとえば、愛に満ちた状態です。愛に満ちていると、人に優しい言動を取れ、至福と祝福に恵まれます。
正しい心の状態とは、たとえば、清らかな状態です。清らかさは、知的な明瞭さ、喜び、確固たる自信をもたらします。
正しい心の状態とは、たとえば、無私無欲な状態です。無私無欲であると、勇気ある言動が堂々と取れ、豊かさを感じることができます。
正しい心の状態とは、たとえば、謙遜です。謙遜している人には、冷静さと安らぎがあり、真実の知識に導かれます。
このように心の状態から人生の様々な状態が生じます。
自由と平和に満たされた心の状態から、精神的に健康で調和のとれた状態が生まれます。それが幸せを感じさせてくれるのです。
生涯現役で、全ての人が自らの幸福のために取り組むことになるのが、自分自身の心の見張り番になることだと思います。
あなたも熱心な心の見張り番となり、正しき心の探究をしませんか?
心の内側から外へと広がり、日の目を見るのが人生です。心を正すことで、自由と平和で心を満たし、幸せを手にして下さい。
お読みいただき、ありがとうございました。