スピリチュアル

ジェームズ・アレンに学ぶ!生涯現役で幸せな成功を創造するエネルギー

ジェームズ・アレンは語ります。

 

環境は人を作りません。
環境は、それを通じて、自分自身を白日のもとにさらすだけです。

 

人は自分の幸せや成功が環境や条件に左右されるものとして考え続ける限り、いつまでも自分の人生で幸せや成功を築き上げることはかないません。

ジェームズ・アレンの言葉から、人が生きる環境と人の歩む人生について考えると共に、環境すら自由に作り変えるように見える幸せな成功者の持つ創造的エネルギーに関して書き綴らせて頂きます。

 

なぜ、浮ついた気分と沈んだ気分を飽きることもなく繰り返すのか?

 

「隣の芝生は青く見える」とも言いますが、まず、人との比較や競争でのみ、自身の幸せや成功を測っている間は、終わりない渇望の中であなたの心はもがき苦しみ続けます。

一方で、どんなに自分で自分はすでに幸せであり、成功していると思い込んでいたとしても、環境や状況の変化によって、その充足感が崩れるということは誰しもが経験あることではないでしょうか。

疑いもなく享受していた恵まれた環境が崩れて、一体どれだけ自分が現実から目を背け、甘い考えのもと生きてきたかを否応なしに知らされることがあります。

こうして、真の幸せな成功が、他人との比較でもなく、単なる自己満足におけるものでもないと知った時、不思議な気持ちに陥ります。

昨日も今日も、太陽が昇り、空は青く、人類が生きている環境はそれほど大きな変化があるわけでもないのに、自分も他人も、なぜ、こうも浮ついた気分と沈んだ気分の両方を飽きることもなく行ったり来たり繰り返すのか、と。

生涯現役で幸せな成功を目指す私、名隠愛生は、古今東西を問わず、私目線で幸せな成功を手にしている方々から学び続けているわけですが、彼らが生まれ育った環境は千差万別です。そして、今、現時点において、幸せな成功の途上にある私が生まれ育った環境と、彼らの生まれ育った環境の違いに、私の「幸せな成功」の実現を阻害するような絶対的な要因があるとは思えないのです。

 

本当は、誰もが頭の中では分かっていること

 

実際に、自然環境や時代環境のみならず、人それぞれが置かれている生活環境も、何か特別な何者かの意志が働いているかと聞かれれば、そうでもないということが分かると思います。

もちろん、いつの時代にあっても、それぞれの国や地域における文化・風習・常識の影響や統治権力の影響を、人は受けます。しかし、その影響は特定の個人にのみ及んでいるわけではありません。

あなたが貧乏な環境にあるのは、誰かがあなたをピンポイントで狙い撃ちをして、その環境にあなたを追い込んだのでしょうか。

あなたが健康問題に苦しんでいる時、特定の誰かが、その状態にあなたを追い込もうと明確に計画した結果でしょうか。

そうではないでしょう。

どのような両親の下に生まれ、どのような環境に育ったかが、あなたの人格形成に大きな影響を及ぼしているのは事実だと思います。しかし、あなたがどのような生涯を送るかは、幼少期の環境で全て決定されるわけではありません

同じように、あなたが今、何かの問題に苦しんでいて、その問題に他者の影響が及んでいるとしても、これからのあなたの人生を絶対的に決定づける要因にはなりえません。

本当は、誰もが頭の中では分かっています。

貧乏だからつらいと言っても、その貧しさは自分だけが味わっている特別なものではないことや、病気や怪我で苦しいと言っても、その苦しみは世界でただ一人自分だけが味わっているというものでもない、と。

家族との葛藤と言っても、ふと周りを見渡して見れば、同じような悩みを抱えている人がいることを知ることになります。

 

ジェームズ・アレンの言葉~環境は人を作らない

 

ジェームズ・アレンは語ります。

 

環境は人を作りません。
環境は、それを通じて、自分自身を白日のもとにさらすだけです。

 

環境に影響を受けることがあったとしても、それが、あなたの人生を作るのではありません。影響を受けたあなたが、あなた自身の自由意志と選択によって、あなた自身の人生を作っているのです。

同じ水を飲んでも、牛は乳を作り、蛇は毒を作る、と言われます。環境という水を飲み、そこから何を生み出すかによって、人は自分自身が何者であるかを、白日のもとにさらします。

人は自分が置かれた環境に関して、とやかく思い、また語ります。しかし、自分自身を改善することに対して意識を全く向けないとすれば、環境に翻弄されるだけの人生を送ることになります。

幸せな成功の実現の鍵は、まずは自分自身の内面にある、という気付き・・・それが幸せな成功者が必然的にたどる道です。

その気付きは、彼らが環境や状況に翻弄されたままの人生を歩むことに対する拒絶から始まります。

次に、自分自身の幸せや成功を追及していく過程で、自覚の有無に関わらず、その気付きを深めるような経験を数多くします。

そして、環境が人を作るのではなく、環境は、それを通じて、“自分がどのような人生を創造したいと思えるか”を明らかにしている、と思い至り、まさに人の幸せや成功を決定づけるものは、人の心であり、精神であり、内面であると気付くのです。

 

生涯現役で幸せな成功を創造するエネルギーの源

 

幸せな成功者の多くは、地に足をつけた手堅い生き方をしているので、環境の大切さを語ります。しかし、彼らは単なる不平不満や愚痴を言うだけの人ではありません。

彼らが語る環境の大切さは、望む環境を自分の意志で選択することができることと、望む環境を自ら作り上げることができることに、その論拠があります

自分の置かれた環境の全てを直接的にコントロールできなくても、間接的に、自らの思いと行動の選択によって、環境をより望ましいものへと形作ることができることを、彼らは明確に知っています。

自分の思いと行動を改善することが幸せな成功に不可欠であることを知り、それが全ての鍵であることを知っているからこそ、環境に翻弄されないどころか、環境すら自由に作り上げているかのように見えるのです。

この世界において、自分自身が何者として生き、いかなる人生を創造したいのか・・・こうした問いかけが、自身の中から幸せや成功への意欲を生み出し、生涯現役で追求するエネルギーの源です。それが、今、置かれている環境を望ましいものへと作り変えるためのエネルギーの源泉であり、新しい環境を創造するエネルギーの源泉になります。

生涯現役で幸せな成功を目指す私は、彼らの力強い創造的なエネルギーに心からの敬意を表します。

 

幸せな成功を創造するエネルギーの発揮の第一歩

 

人は、幸せや成功が環境や条件に左右されるものとして考え続ける限り、いつまでも自分の人生で幸せや成功を築き上げる意欲を燃やすことも行動も取れません。

意欲を燃やすことも行動を取ることも出来ないままに、不平不満や愚痴ばかりを言うだけの状態が続くと、人は互いの人生における幸せや成功を破壊するエネルギーを作りだしてしまうかのように思えます。

「朱に交われば赤くなる」とは、人は、日頃つき合っている人に影響されて、良くも悪くも染め上げられることを言い、「類は友を呼ぶ」とは、気の合う人同士が自然と集まり仲間となる様子を言います。

環境すら自由に作り変えるように見える幸せな成功者の創造エネルギーの発揮の第一歩は、まさに、つき合う人を選ぶことから始まります。

「幸せな成功者が語る環境の大切さは、望む環境を自分の意志で選択することができることと、望む環境を自ら作り上げることができることに、その論拠がある」と断言できるのは、彼らは明らかに注意深く付き合う人を選んでいるからです。

生涯現役で幸せな成功を目指すのであれば、幸せな成功者に“つき合ってはいけない人間”という認定をされるのは、絶対に避けなくてはいけません。

そのためには、日頃から幸せな成功者の言葉に学び、幸せな成功のための思考力を磨き、高め、自分自身が人の幸せや成功を破壊するような言動をやめて、人の幸せや成功を破壊するような人とはつき合わないことが大事です。

幸せな成功者の洞察力に満ちた言葉を学び続けることが、生涯現役で幸せな成功を創造するエネルギーを増幅させてくれると、私、名隠愛生は思うのです。

 

まとめ

 

環境が人を作るのではなく、環境は、“自分がどのような人生を創造したいと思えるか”を明らかにし、それが、自分とは何者であるかを知るきっかけになるという学びが、いかなる年齢においても、生涯現役で幸せな成功を創造するエネルギーをもたらすと感じます。そして、そのエネルギーの発揮の第一歩とすべきは、つき合う人を選ぶことであると考えます。

ジェームズ・アレンの言葉と共に「生涯現役で幸せな成功を創造するエネルギー」について述べさせて頂きました。

お読み頂きありがとうございました。

引用元:
ジェームズ・アレン著「ジェームズ・アレン全一冊」(2015年「株式会社KADOKAWA」発行)p.19

-スピリチュアル

© 2024 生涯現役!名隠愛生の幸せな成功への道しるべ